ウェブサイトの「検索」の横に、ボタンは本当に必要か?

いま作っているウェブサイトは検索機能がかなり重要になってくるのですが、とても気になっているのがキーワード欄の横にある「検索」のボタンです。

ウェブサイトでは大きな「検索」ボタンが一般的

ウェブサイトでは一般的に明確な「検索」ボタンをキーワード欄の横に配置しています。

Yahoo
Yahoo.png

Google
Google.png

Amazon
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しかし、今時の利用者はあまりこのボタンを押さないのではないでしょうか?「検索」ボタンを押さなくてもリターンキーで代用できますし、キーボードから手を離してマウスを動かす必要もありませんので、リターンキーの方が断然便利です。それでも「検索」ボタンを目立つようにさせているのは、いったいどういう理由なのでしょうか。

「検索」ボタンが目立たないウェブサイトも出てきた

「検索」ボタンを目立たなくさせたり、完全に無くしてしまっているデザインもあります。

Twitter : 「検索」ボタンは右の虫眼鏡マークです。
Twitter.png

Mobile Me:「検索」ボタンが無くなっています。
mobile me.png

Mobile Meの場合は、Mac OS XのSpotlight以来のデスクトップアプリケーションで使われているデザインを踏襲しているようです。

Spotlight
spotlight.png

Apple Mail.app
Mail app.png

それで、僕はWindows 7を持っていないので確実ではないのですが、Windows 7の検索もSpotlightと同様に「検索」ボタンが目立たなくなっています。

Windows 7
Windows7.png

ちなみにWindows XPは検索ダイアログボックスが出てきて、立派な「検索」ボタンがあります。

Windows XP
windowsXP.png

今後はどうなるでしょうか

Google suggest (http://www.google.co.jpの検索窓に「夫[スペース]」と入力すると一番上に「夫 嫌い」とか「夫 死ね」と出る衝撃的なやつ)のように、検索窓に言葉を入れている途中でも、なるべく早く候補を表示する仕組みはかなり流行ってきています。Mac OS Xのソフトではこっちの方が標準になりつつありますし、Windows もそうでしょう。その結果、「検索」ボタンを押さなくても検索実行を開始する方法が多くなりました。ですから「検索」ボタンというのはだんだん不必要用になっていますし、単に場所をとっているだけになってきた気がします。

ウェブからも徐々に「検索」ボタンは無くなっていくでしょう。まぁYahooとかGoogleとかの場合は検索がメインなので、検索UIを目立たせるために、無駄でも「検索」ボタンを大きく配置し続けるかもしれませんが、朝日新聞などのようなサイトが「検索」ボタンを目立たせる必要はも無いと思います(虫眼鏡アイコンの方が場所をとらない)。

僕はと言いますと、まだどうしようか悩んでいます。でも無くても良いとは思います。少なくとも検索条件をたくさん入力しなくても良い場合は、「検索」ボタンを無くしていくと思います。