ライフサイエンス分野での携帯サイトについて考えてみた

このポストを書いた後、携帯サイトの認証について勉強しました。とてもややこしいですね。そのため、本ポストに書いてあるPCサイトと携帯サイトの連携は、よく考えなければならないし、ちょっと面倒な気がしてきました。でも方向性としては必要だと思います。

ライフサイエンス分野で抗体の販売に関わっている友人が携帯サイトに興味を持っていましたので、先週末、試しに製品カタログの携帯サイト版を作りました。僕自身は携帯サイトをほとんど利用しませんし(今はもっぱらiPhoneで、その前はメールだけ)、ライフサイエンス分野で使えるかどうかについて考えたことほとんどありませんでした。でも少し考えてみると何となく面白そうな気がしてきました。以下、思いついたことをランダムに書き記します。

とりあえず思いついたサイトのアイデア

  • 単語や略号を調べるサイト:例えばLife Science Dictionaryや統合DBプロジェクトの辞書的なものに携帯からアクセス。携帯で単語を入力するのは面倒なので、その辺りは工夫があるといいですね。電車の中で論文を読んでいるときに便利そうな気がします。
  • 論文チェックサイト:気になった論文をすぐに調べたり(アブストだけでも)、PCで後で読めるようにブックマークするサイト。暇だけど、論文をしっかり読むほど時間(気力)が無いとき、論文チェックだけするのに便利かもしれません。
  • メーカーのオンラインカタログ:実際に製品を発注したりするときはオフィスのPCを使うだろうから、わざわざ携帯サイトを用意する必要はあまりない気もします。でもとても簡単に作れるので、PRとか話題性のためにメーカーが作るのは悪くないと思います。
  • メーカーの新製品とかキャンペーン、セミナー情報をチェック:携帯で気軽に読めるように整理しておけば、電車の中とか実験の合間の暇つぶしに読むかも知れません。これも後でじっくり読むために、PCとの連携が必要ですね。

PCサイトと連携したいね

上に書いた論文チェックサイトなどは、ヘッドラインとかアブストは携帯で読むにしても、最後には必ずPCでちゃんと読むことになります。ですから、携帯サイトではツイッターのfavorite機能「ふぁぼる」)みたいなものを用意して、後で簡単にPCで確認できることが重要だと思います。

はてなブックマークだとTwitterのつぶやきからブックマークできますので、そこのあたりに答えがあるのかなと思います。はてなブックマークのモバイル版でもうまく出来そうですが、もうちょっと見てみないといけません。

携帯サイトは作りやすいね

携帯サイトはいろいろとおかしな落とし穴も多いのですが、何しろ画面サイズが小さいし、使えるタグが少ないので、デザインはどうしても似たり寄ったりになります。でもこれはライフサイエンスの場合は好都合だと思います。

ライフサイエンスの場合に必要なのはあくまでも情報であって、デザインというのは本質的には重要ではありません。ただPCサイトの場合は、いろいろなことが可能なだけに、そして他社のサイトがデザインに凝っているだけに、どうしてもある程度は工夫しなければなりません。しかしその工夫の自由度が大きすぎるために、それぞれバラバラなことをやってしまい、くだらないことで使いにくくなっているケースが多い気がしています。かえって携帯サイトのように、自由度が狭い方が情報に集中できてよい場合があるのです。

これはライフサイエンスに限ったことではなく、例えば朝日新聞のiPhone用ウェブサイトを見ても感じます。PCを使っている場合でも、PCサイトよりiPhone用サイトの方が見やすいのです。余計な広告も無いですし。

データに集中できることは、もちろん制作者側にもメリットが大きいです。例えば極端なことを言えば、研究用試薬機器メーカーのカタログの携帯サイトを作るとすれば、ほとんど同じにならざるを得ません。携帯電話ユーザに向けて、数千の製品を効率よく見せるフォーマットは多くても数種類でしょう。ですから格安で作ることができます。

まとめ

今更感はするのですが、今まで思っていた以上に携帯を使ったライフサイエンスのサイトは可能性があると思いました。特にPCとの連携についてもうちょっと勉強して、今後提供していきたいですね。