思ったよりもひどかった委託先の仕事

以前に勤めていた会社のIT部門からまた連絡がありました。僕が作ったウェブサイトの管理を委託していた会社が、実はもっとひどいこともしていたらしいのです。これも完全な手抜き。

僕自身はITは外部に委託するよりも自分で作ってしまうので直接は知りませんが、外部委託している様子を何回か横から見ていたことはあります。今回のケースを含めていずれも失敗です。

  • PriceWaterHouse Coopersに社内のITインフラ構築を委託した例:どうもこれは担当部長の以前のコネクションで決まった話だったらしいのですが、数千万円と半年以上をかけたあげく、成果物はLotus Notesを会社のパソコンとサーバにインストールするだけだったという、本当にびっくり仰天の、嘘のような本当の話。担当者は毎日うちの会社に来ていましたが、どうも他の仕事をしていたらしい。
  • 今回の話第一弾:僕が作ったウェブサイトのPHPのプログラムを、PHP4からPHP5に移植する際に、オブジェクトキャッシュをオフにしてしまった話。オブジェクトキャッシュのコードがPHP5と相性が悪かったので、消しちゃったのです。それでサーバへの負担が(当然)重くなって、断続的に動かなくなりました。会社名は出しませんが、それなりに名の知れた会社らしいです。
  • 今回の話第二弾:僕が作ったウェブサイトの管理を委託していた会社が、予防的な管理を全くしなかったために問題が発生したという話。これ以上紹介すると危険なので、ここまでにとどめておきますが、本当に情けない話です。

もっと関わりが薄かったものまで含めれば、まだまだあります。

いずれもクライアントの技術力不足、管理能力不足が大きな原因であるとはいえ、もうちょっと何とかならないかなと思います。こう失敗が多いと、小さい会社などは怖くて最新のIT技術を導入できません。日本の企業のITは遅れているとときどき聞きますが、この状況ではそれも仕方ないでしょう。

もちろんちゃんとしたソフトハウスが多いのも事実だと思います。でもどれがちゃんとしていて、どれが駄目なのかは素人目にはわかりません。実績を見ても何の指標にもならないので、なおさらです。

弁護士や弁理士、医者とか建築士だと免許制ですよね。その他にも免許制の仕事はたくさんあります。免許制にすればいいってものではありませんけれども、IT受託も免許制にしたら良いのではないでしょうか。

日本国が世界での競争力を維持するためには、政府が何らかの形でIT業界の品質向上に手を打っていくべきだと思います。