iPhoneがゲーム機として成功したら、ソニーの立場は?

The New York Timesの“Apple’s Shadow Hangs Over Game Console Makers”と題された記事で、iPhone / iPod Touchなどがゲーム機メーカーの立場を脅かしているとHIROKO TABUCHI氏は報告しています。

記事の内容はともかくとして、ソニーは携帯音楽プレイヤーに続いてゲーム機でもAppleにやられるかも知れない。これは確かに言えると思います。

ウォークマンというブランドを持っていたソニーが、どうしてiPodなどの携帯音楽プレイヤーでいち早く主導権をとれなかったか。その戦略の過ちについては数多くの人が議論しています。例えば音楽制作のビジネスも同一の会社内にあったため、著作権問題が絡むデジタルプレイヤーに積極的になれなかった。あるいは自社開発の音楽フォーマットにこだわったことなどが失敗の原因としてあげられています。

もしゲーム機でもソニーがAppleにやられてしまったらば、今度はどのような原因が指摘されるのでしょうか。携帯電話でもゲーム機でも代表的なブランドを持っていたにもかかわらず、これらを融合した製品開発に遅れをとった理由はどのように説明されるのでしょうか。

とても興味があります。

僕自身の勝手な想像ですが、ソニーは映像や音の高品質化の方向に向かい過ぎてしまったのではないでしょうか。新興国の低価格品との差別化を図るためにひたすらデザイン性と高品質化に傾倒した結果、安易な品質レベルでの技術の融合ができなくなってしまったのではないでしょうか。そんな気がしてなりません。