Mixiのアクセスデータからスマートフォンへのシフトを眺める

「Mixiの現状をグラフ化してみる(2011年12月末時点)」というブログ記事があったので、興味深く読みました。

こんなことが書いてありました。

(Mixi側は)ページビューの減少傾向、月間ログインユーザー数の成長鈍化についてリリースでは、直接的には「1ページの情報量が多いスマートフォンへのユーザー移行が増えた」「スマートフォンでは一部アプリの利用において、ページビューに反映されない」「ユーザー利便性を優先したインターフェイスの変更で、(誤操作や迷いのための別ページ視聴が起きにくく)ページビューが減退している」と説明している。

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「スマートフォンの利用拡大という現実を踏まえ、適切な収益を挙げられる商品の開発(利益面でも「スマートフォンへの利用のシフトにより、モバイル広告売上が落ち込み」と言及されており、現状のスタイルでは効果的な収益が上げにくいことをうかがわせている)」の二つが、資料からはうかがえる。

要するにガラケー中心の広告収入モデルを、スマートフォン用のものに切り替えるのが遅れているようです。

僕は以前にこのブログで「ミクシィのケータイへのシフトを読み解く」という書き込みを2009年2月1日にしました。その中で僕は以下のように述べています。

個人的には日本のインターネット産業が携帯電話にシフトしていくことに危機感を感じています。理由は以下のものです。

  1. 日本だけの閉じた産業・技術で終わってしまい、日本のインターネット産業の国際競争力育成につながらない
  2. iPhoneなどに見られるように、携帯電話の進歩は凄まじく、パソコンと同様のことができるようになる日は近い。パソコンでのビジネスモデルから携帯電話のビジネスモデルにシフトしてお金を儲けようとしても、携帯電話そのものがパソコン化してしまうだろう

日本のインターネット産業には、安易に携帯電話にシフトするのではなく、パソコンでのビジネスモデルをどのように発展させていくかということをもっと真剣にやってもらいたいと思っています。確かに今は携帯電話ビジネスの方が儲かるかもしれません。でも、技術革新のスピードを考えると、携帯電話が独自のビジネス空間を形成していられるのはせいぜい5年だと思います。iPhoneや携帯性に優れたNetbookにより、携帯電話独自のビジネスはあっという間に浸食されてしまうのは間違いのないことでしょう。

すでに2008年7月11日に日本でiPhoneが発売されていましたので、その時点ですでにほぼ読めたことです。

ただ、まぁMixiは完全に後手後手の感がありますね。

こういうのはドラッカー風に言えば「すでに起こった未来」